農業について考える

農業の現在と将来について

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農家になりたい

Posted by agriculture On 10 月 - 28 - 2009

農家って難しいとおもう仕事ですが、農作業そのものはそれほど難しいことではありません。
田舎暮らしをしてみたく、農業をしたいと思う人も多くなってきているようです。
趣味で農作業をする場合などは、誰でも少し学べは農作業にとりくむことはできます。

ですが、農業経営者になると話は変わります。
農業自体は誰でもできるべきなのですが、他の職業とちがって明日から農業を開始しますといった風にはいきません。営利目的での農業は色々むずかしくなります。

技術、設備、資本装備、資金・・自営業を始めるからには必要な最低限の条件がありますが、農業がただの自営業と違う点は農地という特別な場所で仕事をするところです。
農業は土地とつながった産業であり、ものを生み出すといった意味だけじゃなくその土地をとりまく風土や地域社会との関係が強くあります。製造業というだけでなく、もともとはその地域にあった生業を経済社会っで対応するために農業経営に変化していったのです。

農地というのは普通の土地と違って農地法という特別な法律で管理されています。誰でも農地を貸したり売却したりは出来なくなっています。農地にそのような制限をかけられているのは、農業が地域社会との不可分の生活文化だからであります。
ですから、農業をしようと思って自分の農地を手に入れる場合には、まず地元の農家にならないといけません。

有機農法

Posted by agriculture On 5 月 - 28 - 2009

「有機農法」とは、化学肥料や農薬を極力使用せずに作物を自然と調和した状態で栽培していこうという方法です。
例えば堆肥などの有機質肥料によって土を元気にして、病気や害虫に負けない作物が育つようにしようとするのです。

この有機農法で最初に必要になるのが苗を育てる土を作ることです。無化学肥料、無農薬の倍土を作ることにより、丈夫で元気な野菜が育つのです。市販のものは化学肥料が含まれています。

雑草については、一般的には除草剤などの農薬を使うところを、アイガモを放って除草したりします。
また敷き藁や紙などで覆うことで雑草を抑えることができます。消毒剤の代わりに木炭が使われたりもします。

有機農法にはこれ以外にもいろんな方法があり、多品種を栽培することにより生物多様性の保全を試みたり、物理的な崩壊から保護する、家畜を屋外で飼育するなどいろんな方法があります。
これらの中から農業者がそれぞれのやり方を選択して個々の有機農法を確立させていくのです。

有機農法は従来の農法に比べて大変手間がかかります。
規模を拡大することは難しく、さらにコストも通常の農法よりも高くかかってしまいます。
しかし最近では、産地偽装や遺伝子組み換えなど食の安全性に不安を感じる消費者は有機食品への関心を高めています。

有機食品の品質を法律で保証するために、JAS(日本農林規格;Japanese Agricultural Standard)法も改正されました。
また政府も有機農法の推進に関する方針を定め、技術開発、普及活動、研修の導入、消費者への情報発信を行うようになりました。

小麦の生産

Posted by agriculture On 2 月 - 3 - 2009

農作物で「お米」に次ぐものといえば、「小麦」でしょう。
小麦は世界で最も生産量の多い穀物なのですが、日本でもかなりの需要があります。

昔から日本政府は米作りを奨励し、補助金で手厚く保護してきたため、小麦作りは盛んになりませんでした。
日本でよく利用されるパンやスパゲティに使用される小麦は、日本で作るには気候が適していないということも理由のひとつです。
そのため現在、日本の小麦はほぼ輸入に頼っているというのが現状です。

また小麦は日本国内で唯一、価格統制があるもので、価格統制とは政府が上限価格、下限価格を設定するものです。

日本のおもな小麦の輸入先はアメリカ、カナダ、オーストラリアとなっており、こうした海外から小麦を輸入して、日本国内の工場で小麦粉を作っています。

こうして作られた小麦粉はパンやうどん、中華麺、菓子、スパゲティなどの原料となります。
小麦の輸入には、輸入関税と納付金がかかります。これは日本の生産農家を保護するためです。

小麦の輸入価格は収穫量に左右されますが、ここ数年、小麦は不作でそのため価格が高騰し、小麦粉を使用して作られるパンや焼きそばなども価格上昇しています。

これらの小麦の価格高騰の原因は、収穫量の減少だけではなく、世界的な小麦の需要が多くなっていること。
原油価格の高騰や2007年から日本政府の小麦売渡価格が値上げされていることも要因にあげられます。

日本の国産小麦は現在1割程度です。

お米の生産

Posted by agriculture On 1 月 - 16 - 2009

「農業」と聞いてまず思い浮かぶのは「お米」ではないでしょうか。
お米は日本人にとっては欠かせないものですが、その作り方というと分からない事も多いと思います。

お米作りは春から秋にかけて、田おこし・種洗い・種まき・田植え・稲刈りの順に作業が行われます。
田おこしとは、冬から春にかけて3回ほど行われるのですが、田んぼの土を掘り起こして表土と下層をまぜ返し、古い稲株を土中にすき込んでいくことです。

種洗いは、3月~4月にかけて種もみを選び、4月中旬くらいから種もみをまきます。
苗を育てる田んぼのことを「苗代」と呼び、昔はこの苗代に種をまき、苗を育てていました。
今は温かいビニールハウスの中で種まきをして苗を育てます。

4月~5月温かくなったらいよいよ田植えです。
種まき後、約1ヶ月で田植えができるようになり、育てた苗を田んぼに植えます。
今は田植機で植えるので人手が少なくてもできますが、昔は近所総動員で人の手だけで田植えをしていました。

田植え後は、雑草取りや水の管理、肥料やり、害虫駆除や台風への対処など多くの仕事があります。
雑草は、昔は人の手でひとつひとつ取られていましたが、一時期農薬なども使用されていました。現代では、農薬を使わずにできる「アイガモ農法」が注目されています。アイガモを田んぼの水で飼うと田んぼの土をかきまわし、雑草や虫を食べてくれるのです。

10月は収穫時期です。
天気と相談して稲刈りの時期を決めますが、今ではコンバインで稲刈りから脱穀まで出来てしまいます。

収穫後、稲はすぐに乾燥機にかけ、籾取りをして玄米の状態で袋に入れて保存します。
今では乾燥、籾取り、袋詰めまで全て機械が行います。このようにして、おいしいお米ができるのです。