小麦の生産
On 2 月 - 3 - 2009
農作物で「お米」に次ぐものといえば、「小麦」でしょう。
小麦は世界で最も生産量の多い穀物なのですが、日本でもかなりの需要があります。
昔から日本政府は米作りを奨励し、補助金で手厚く保護してきたため、小麦作りは盛んになりませんでした。
日本でよく利用されるパンやスパゲティに使用される小麦は、日本で作るには気候が適していないということも理由のひとつです。
そのため現在、日本の小麦はほぼ輸入に頼っているというのが現状です。
また小麦は日本国内で唯一、価格統制があるもので、価格統制とは政府が上限価格、下限価格を設定するものです。
日本のおもな小麦の輸入先はアメリカ、カナダ、オーストラリアとなっており、こうした海外から小麦を輸入して、日本国内の工場で小麦粉を作っています。
こうして作られた小麦粉はパンやうどん、中華麺、菓子、スパゲティなどの原料となります。
小麦の輸入には、輸入関税と納付金がかかります。これは日本の生産農家を保護するためです。
小麦の輸入価格は収穫量に左右されますが、ここ数年、小麦は不作でそのため価格が高騰し、小麦粉を使用して作られるパンや焼きそばなども価格上昇しています。
これらの小麦の価格高騰の原因は、収穫量の減少だけではなく、世界的な小麦の需要が多くなっていること。
原油価格の高騰や2007年から日本政府の小麦売渡価格が値上げされていることも要因にあげられます。
日本の国産小麦は現在1割程度です。