農業について考える

農業の現在と将来について

大豆

Posted by agriculture On 3 月 - 11 - 2009

大豆は栄養価たっぷりの作物で、日本の食生活に欠かせない食材です。
豆腐、味噌、醤油、納豆、煮豆など古くから庶民の味として親しまれてきました。
国内産大豆を守ろうと、国は「大豆交付金」として助成金も出しています。この助成金は良品質大豆の生産拡大を目的とし、事前に定められた銘柄共通の一定単価による助成となっています。

大豆の国内自給率は、食用に限れば2割強です。
輸入大豆の主な輸入先は、アメリカ、ブラジル、カナダ、中国となっており、豆腐用として使われるのは、主にアメリカの大豆です。

大豆はたんぱく質、炭水化物、脂質、水分、ビタミン等を多く含んでいますが、国産大豆と外国産大豆の成分の違いで顕著なのは、国産大豆はたんぱく質が多いということです。それに対して外国産大豆は脂質の含有量が多くなっています。

国産大豆の主要品種は、フクユタカ、エンレイ、タチナガハ、リュウホウ、スズユタカなどです。
これらの品種は豆腐や煮豆用として利用されます。

大豆の生産は全国27道県に渡って行われており、大豆生産県として収穫量が多いのは、北海道、宮城、秋田、福岡、佐賀、栃木、茨城などです。

大豆生産に積極的に力を入れているところほど、農家の生産意欲があり技術もあるので単収を多く得られます。
しかしながら大豆の単収は低く、豊作と凶作の変動が激しいことから安定した収入を得ることは難しいようです。

大豆生産は機械化が進んでいないため、かなりの重労働で、そのため政府は生産者の労働意欲が高まるように、交付金制度を導入しているのです。そしてこれからの大豆の安定供給のために、生産者の育成、機械化による生産性の向上、品質向上などを目指しています。

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