のぼり旗の活用方法

インクジェットのぼり旗の気をつけたい取り扱い

のぼりの持つカラー
のぼり旗の印刷方法にも種類があることをご存じの方は多いかと思いますが、
具体的に何がどう違うのか、ということまではご存じないかもしれません。
ここで簡単にご説明していきます。

のぼり旗にはシルク印刷とインクジェットプリントの二種類のプリント方法があります。

一枚から注文できるインクジェット印刷は手軽に利用できる
利点がありますが、デメリットもあります。技法

インキが色落ちしやすいので、長持ちしないということです。

色の鮮やかさもシルク印刷には劣るので、派手なデザインを望むのであれば
デメリットと言えます。

他にも色抜けがしにくいといった課題もあります。
基本的にのぼり旗は片面印刷になりますが、生地の特性上、片面でも
裏からでもデザインが確認できるようになっています。

シルク印刷は、より色抜けがしやすい技法になり、裏側からも
比較的鮮明に見えるのです。

またインクジェット印刷は、シルク印刷のように刷版のための版を作る必要はありませんが、
枚数が多くなると割高になります。

枚数が少なければ単価自体はそこまで変わらないのですが、
例えば数百枚などのかなりの量を注文される場合は
シルク印刷で頼んだほうが、かなり単価が安くなります。

のぼり旗をどのような用途で使用するのかによっては、デメリットがメリットに変わることもあります。
例えば色の劣化ですが、飲食店のように定期的にデザインを変えるのであれば、
ちょうど良いタイミングで劣化するので問題ないと言えます。

昇華熱

むしろ耐久性の高い仕様にすると無駄に長持ちしますし、まだ使えるうちに
交換しなければならないのでもったいないものです。

また細かなデザインののぼり旗を作成するのであれば、シルク印刷よりも
インクジェットの方が忠実に再現できるようになります。

このように、それぞれのデメリットもありますが、コストパフォーマンスなどを
考えた上で製作に活かせば、のぼり旗は使い勝手が良いものなのです。

のぼり旗をどのように活用するのかを工夫することで、
宣伝ツールとしては費用対効果が高いことがわかります。

のぼりの大量生産にも関係!「印刷」の起源とは

印刷の起源は隋末期から唐初期にかけての7世紀頃の中国とされていますが、
現在に至るまでの3大発明として、火薬、羅針盤、印刷術のすべてのルーツも
中国にあるとされています。

さらにドイツの金属加工職人グーテンベルクは、鉛が主成分の金属合金鋳造活字技術、
いわゆる金属活字による活版印刷の開発を発明しました。

この発明はその後おびただしいまでの数の書類、書籍が印刷される結果となり、
1445年頃に開発されたこの技術を使って、1455年には42行聖書を完成させます。

ドイツの金属加工職人グーテンベルクが発明したこの活版印刷術の現れによって
その後50年間のうちにおよそ250年で1000件超えの印刷所が設けられることになり、
大量の書物が印刷されることとなります。

この発明は世界中の人々に知識を恵み、産業発展を促し、文化の伝承および
発展に多大な貢献をしています。

ルネサンスを増長させることにもなり、さらにルターの宗教改革も金属活字による
活版印刷の開発の結果だといえます。