業種別のぼり旗の活かし方|そば屋
手打ちそばが美味しそうに見えるのぼり旗は、既製品で多く製作されています。
文字体も様々で、筆書きで書かれたものは日本の伝統を想像させ、
手打ちそばとイメージが重なります。
のぼり旗が風になびいている姿をみているだけでお腹が空いてきます。
手打ちそば関係ののぼりは定番のため、既製品で多種多様なものが製作されています。
既製品ののぼりであれば注文生産品と違い、安価で使い捨て感覚で利用することも可能です。
カラー物で1枚あたり1,000円から2,000円程度です。
そのため、色あせたり、古くなったらすぐに新しい物に交換することも可能です。
のぼりの特徴として、ポリスチレン製の中空土台を利用すれば、
設置場所を選ばずに自由に出し入れできます。
そのため、のぼり旗が出ているのであれば、お客さんはその店が
営業していることを感覚的に理解し、来店を招きやすくします。
始めからそのお店を目指していたお客さんならいいですが、
通りがかった人を呼び込もうと思ったら、下手に呼び込みのスタッフを
外に立たせるよりも、のぼり旗の方がよほど効果が見込めます。
のぼり旗の利点は宣伝効果が高いということです。複数ののぼり旗を一定間隔で設置すると、
華やかさが生まれ活気を醸し出し、店のイメージも大変に良くなります。
特にスーパーや服飾関係のお店でセールを行う場合、そののぼりにある
「SALE」の文字が目に飛び込んできただけで、無意識にお店に
向かっていた、ということは恐らく誰しもが経験のあることでしょう。
屋外に設置するのであれば、風でなびいて活気も出ますので、
「入ってみたい」という気持ちをより煽ることができます。
構造原理は1700年代に誕生していた!?のぼりと縁が深いミシンの歴史
ミシンの歴史は、今から何と約200年も昔のイギリスから始まります。
1790年、イギリスの家具製造業者だったトーマス・セントに特許として認定されたものが、
ミシンの構造原理として公式に認められた最も古い記録とされています。
しかし、この特許は機械部門ではなくなぜか衣料品部門に登録されてしまったために、
83年後に偶然発見されるまで日の目を見ることはありませんでした。
その後、1814年にウィーンで刺繍ステッチ用のミシンの特許が取得され、
1846年にアメリカのエリアス・ハウが今日の本縫いミシンの源流となるミシンを発明しました。
そして1849年、C・プロジェットとA・レローが現在のミシンとほぼ同じ構造である
全回転式ソーイング・マシンを考案し、今私たちの使っているような、扱いやすいミシンへと
改良されていったのです。
日本にミシンがやってきたのは1854年で、アメリカのペリー提督が持ち込んだといわれています。
日本で最初にミシンを使ったのは、あの有名な篤姫こと天璋院敬子なのだそうです。
ちなみにミシンと呼ぶのは日本だけで、明治の初めごろにSewing Machine(ソーイングマシン)の
「マシン」が訛って「ミシン」になったのが日本に広まったといわれています。